あるある(01/29)〜心臓病を防ぐ最新研究
★今回のあるあるの話題は『心臓病を防ぐ最新研究』でした。様々な要因が心臓に負担をかけているのですね。こうしてみると心臓を大切にしたくなります。
■心拍数が少ないほど寿命が長い!?
心臓が一生のうちに打つ心拍数は平均23億回と決まっていると考えられています。これを仮定すると次のような計算式があります。
4376÷1分間の心拍数=あなたの心臓寿命
1分間の心拍数が60回とすると、約73歳が心臓寿命です。(人間の平均心拍数は1分間60〜70回)心拍数は少しの運動でも上がりますが、通常は5分程で元に戻ります。心拍数が上がりっぱなしだと、それだけ心臓に負担をかけているといえます。
■心拍数がさがりにくい原因
1.ストレス
ストレスを退けるのに全身に多量の血液が必要となるため、心拍数を上昇させようと副腎からカテコールアミンが分泌されます。しかしその分泌はしばらく持続するため心拍数が下がりにくくなると考えられます。
【対処法:4×2=8呼吸法】
副交感神経を働かせればカテコールアミンの分泌が抑えられます。目を閉じ4秒かけて鼻で息を吸い、2秒止めてからゆっくり鼻から8秒かけて吐き出します。(複式呼吸)
2. 血管トラブル(動脈硬化など)
動脈硬化は血流が悪くなり、全身に血液を送るために心臓は心拍数を上げます。
【対処法:コエンザイムQ10と葉酸】
コエンザイムQ10:心臓機能を向上させる働きがあります。コエンザイムQ10は元々心臓に最も多く存在しますが、加齢とともにその量が減っていくのでサプリメントで補いましょう。
葉酸:動脈硬化の要因であるホモシステインが肝臓から血液中に流れ出るのを防ぐ働きがあります。1日の必要量は400マイクログラム。葉酸は緑黄色野菜に少量含まれますがサプリメントで補うのがベター。
■心臓の最新研究情報
1.寝すぎは寿命を縮める!?
睡眠が多すぎると急性心筋梗塞になりやすいという研究結果があるそうです。そのメカニズムはまだ不明ですが、10時間以上の睡眠はよくないようです。また逆に4時間以下の睡眠不足もよくありません。
2.歯周病が心臓病の原因!?
歯周病の人は、致命的な心臓発作を起こす可能性が3倍も高いことが分かってきているそうです。歯周病の菌が体内に入り、血管内で動脈硬化を起こすと考えられています。
■ネコ草で健康維持
ネコ草(小麦の若芽)にはビタミンやミネラルなどがバランスよく含まれています。元はペット用でしたがジュースにして飲む人がニューヨークで増加中。日本のネコ草は小麦の若芽でない場合があるので要注意。
■タラで二日酔い防止
タラに含まれるグルタチオンが、アルコールによる肝障害を予防するそうです。お酒のつまみにはタラをどうぞ。チャーハンなどに入れても美味しくいただけます。
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