あるある(04/16)〜お腹の痛みで病気がわかる
★今回のあるあるの話題は『お腹の痛みで病気がわかる』でした。お腹が痛いといっても思いもしないところが悪いのかもしれないのですね。気をつけたいものです。
■胃の痛みには要注意
内蔵の痛みはいったん身体の中央である胃のあたりに集められ脳へ伝えられます。そのため、胃の痛みと思っていたものが他の内臓の疾患である場合もあるのです。
■心臓からのSOSをチェック
タバコを吸うと痛くなる、と言う人は心臓のトラブルの可能性も。タバコを吸うと血管が収縮するため血流が悪くなり、心臓が酸素不足になって痛みを発するのです。
また、走ったり階段を駆け上るなど急な運動をすると胃の辺りが痛くなる、重いものを持つと痛くなる、という人も要注意。心拍数が上がると心臓がより多くの酸素を必要とするため、心臓にトラブルがあると酸素不足となって痛みを発するのです。
■すい臓からのSOSをチェック
ラジオ体操のように前屈してから体を後ろに反らすようにしたときに、胃の周辺から背中にかけて体の奥の方が痛むかどうかをチェック。
痛む人はすい臓の機能が低下している可能性あり。すい臓は胃の裏側に位置するので、トラブルがあると胃の痛みと勘違いしやすいのです。また油ものを食べたときにお腹が痛くなる人も、すい臓に負担がかかっている場合があります。
■大腸・虫垂からのSOSをチェック
仰向けに寝て手で支えながら腰を浮かし、腰が直角に上がったところで手を離し5秒間キープ。その際、下腹部の奥が痛むかどうかをチェック。痛む人は大腸・虫垂のトラブルの可能性あり。
胃から下腹部に向かって網目状に垂れ下がって広がる大網(たいもう)という脂肪組織があり、腸にトラブルがあるとそこへ大網が集まり炎症を小さくするようはたらきます。その際胃が下に引っ張られるので胃の痛みとなって現れることがあります。
また排便後に痛みが収まる、またはひどくなる人も大腸のトラブルの可能性があります。
■胃からのSOSをチェック
ストレスを感じると痛くなる、アルコールを飲むと痛くなる、水や牛乳を飲むと痛みが収まる、食事をすると痛みがひどくなったり軽くなったりする、という人は胃そのものにトラブルがある可能性があります。
■ザワークラウトの残り汁で免疫力アップ
ドイツではおなじみのザワークラウト (キャベツの塩漬)の残り汁が健康飲料として注目されています。ビタミンCや植物性乳酸菌が含まれており、腸内環境をよくして免疫力をアップします。
■タケノコで脳を元気に
タケノコ を切ったときに中にある白い粉はチロシンといって、脳の情報伝達を活発にしてくれます。チロシンは大豆にも含まれます。またタケノコのアスパラギン酸が脳細胞の情報伝達物質の材料になります。地元ではタケノコを甘く煮てきな粉をまぶしたお菓子が人気。
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