あるある(06/04)〜カロテノイドで紫外線対策
★今回のあるあるの話題は『カロテノイドで紫外線対策』でした。ビタミンCやEだけではダメなんですね。カロテノイドを日頃の食事からしっかり摂りたいものです。
■紫外線はお肌の大敵!
紫外線を浴びると活性酸素が発生、メラノサイトを刺激しメラニンを過剰に分泌してシミの原因に。さらに活性酸素がコラーゲンや弾力繊維のエラスチンを傷つけ、シワの原因に!
■肌老化の真犯人は一重項酸素
ビタミンCやEは活性酸素を消去し、コラーゲンの生成にも役立ちます。しかし、紫外線を浴びたときに発生する活性酸素「一重項酸素」はビタミンCやEではほとんど消去できないのです。
一重項酸素は細胞の中にダメージを与えシミをつくるだけでなく、細胞の外(細胞膜)にもダメージを与えシワをつくる、肌老化の大敵なのです。
■カロテノイドが一重項酸素を消去!
カロテノイドは通常の活性酸素だけでなく、一重項酸素を素早く消去してくれるはたらきがあります。さらにカロテノイドはそれぞれの細胞に1〜2日程度留まり、効果を発揮してくれる優れもの。
カロテノイドは植物などの色素成分で、紫外線から身を守るためのバリアの役目をしてくれます。またカロテノイドは植物しか生成できないので、摂取して補う必要があります。(C)健康食品ネット
■カロテノイドを含む食材と摂取量
カロテノイドの摂取量:1日10mg程度(それぞれ5mgずつ)。火や油で調理してもOK。細胞へ届くのに約10時間かかるので、夕食に摂るようにしましょう。
【細胞膜ではたらくカロテノイド】
リコピン:トマト(3/4個)、スイカ(1/20個)
αカロテン・βカロテン:ニンジン(1/4本)
【細胞の中ではたらくカロテノイド】
ゼアキサンチン・ルテイン:キャベツ(50g)
ヘマトコッカス カロテノイド(またはアスタキサンチン):サケ(2.5切れ)
また、ほうれん草(1/4把)やカボチャ(1/13個)なら一度に両方とも摂取できてオススメ!
【関連項目】
・リコピン、βカロテンなどカロテノイドたっぷり!【赤汁】
・肌老化を防ぐ注目成分【アスタキサンチン】
■ジャコでイライラ解消
ジャコにはイライラを解消するカルシウムに加え、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDも豊富。
■葉ショウガで高血圧予防&美肌
葉ショウガ(谷中ショウガ)に含まれるジンギベレンが、血管を拡張し血流をスムーズにしてくれます。葉ショウガは赤い部分にはβカロテンが含まれ、血液の酸化を防ぎ一重項酸素も撃退してくれます。
次回のあるある:首コリでわかる体の異変
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