あるある(07/16)〜熱中症対策
★今回のあるあるの話題は『熱中症対策』でした。最近は熱中症のニュースもよく聞かれます。気をつけたいですね。
■熱中症の原因
炎天下などで体温が上昇すると、体温を下げるために皮膚表面の毛細血管が拡張し、放熱しようとします。すると本来臓器へ行く血流が滞るため、吐き気やむかつきの原因に。
また毛細血管の拡張+発汗で血液中の水分が減少すると、脳への血流が滞り、脳が酸欠になって頭痛やめまいの原因に。熱中症の予防には水をこまめに摂取することが大切。
■熱中症の対処法
1.クラっとしたらすぐ日陰に入り横になる。
2.意識があり飲めるようならスポーツドリンクなど吸収がよく塩分を含むものを飲む。
3.ベルトなど体を圧迫しているものを緩める。
4.首やワキの下、足の付け根を濡れタオルなどで冷やしてあおぐ。
■熱中症と気温・湿度の関係
熱中症は暑い日になると思われがちですが、じつは比較的涼しい26度くらいから急増しています。その原因は湿度。気温が低めでも湿度が高いと汗が蒸発せず、体温を下げることができません。
すると体は冷やそうとさらに発汗してしまうので、脱水状態がますます進み、熱中症に陥ってしまうのです。湿度が上がりやすい夕方以降は要注意。熱中症になりやすい湿度目安は70%。
■熱中症対策には帽子!かぶり方に注意
熱中症予防に帽子をかぶるのは効果的。ただしかぶりっぱなしでいると頭にかいた汗でムレて余計に頭の温度が高くなってしまうので、時々脱いで頭の汗を乾かすようにすること。
【関連項目】 熱中症対策グッズ 、日傘
■ピスタチオで血液サラサラ
ピスタチオ に含まれるフィトステロールが、コレステロールの吸収を抑え、80%も排泄。血中コレステロールが減って血液サラサラに。摂取量目安は1日10粒ほど。
■モヤシで夏バテ解消
モヤシに含まれるアスパラギン酸が、全身のエネルギー生産を活性化。また疲労物質アンモニアの排泄を促すはたらきも。アスパラガスにもアスパラギン酸が含まれるので一緒に摂るとよい。摂取量目安はモヤシが1日15g、アスパラガスは1本ほど。
次回のあるある:夏バテ対策!熱体質・寒体質
|