アスタキサンチンは一重項酸素(活性酸素)の消去に優れた効果■アスタキサンチンとはアスタキサンチンは天然色素であるカロチノイドの一種で、主に海産物に含まれる赤色色素。サケやイクラ、鯛やキンキ、エビ、カニなどに含まれます。アスタキサンチンの抗酸化力はβ-カロチンの10倍、ビタミンEの1000倍とも言われ、化粧品の原料やサプリメントに活用されています。
■アスタキサンチンと一重項酸素一重項酸素とは、安定した形で存在する通常の酸素(三重項酸素)が、何らかの原因で不安定な形になったもの。一重項酸素は活性酸素の1つで、強い酸化力で肌などの細胞を老化させてしまいます。 アスタキサンチンはこの一重項酸素に対して強力な消去作用を示すことが知られています。またβカロテンにも同様の効果が認められます。
■アスタキサンチンの摂取量目安アスタキサンチンの一日の摂取量目安は4〜6mgと言われています。最もアスタキサンチンを摂取しやすい食物はサケで、あの身の赤みはアスタキサンチンによるもの。サケは白身魚なのです。サケの切り身2切れで4mgが摂取できます。
■アスタキサンチンの効果アスタキサンチンは、血液の流れで全身に行きわたって抗酸化作用を発揮し、体内の過剰な活性酸素による酸化を抑えます。その効果は、 ・シミやしわを改善する美肌・美白効果
・白内障の予防、改善効果 ・動脈硬化の予防、心臓病予防 など多岐にわたるといわれています。紫外線対策にもオススメ。またアスタキサンチンには、ストレスによる免疫力低下を抑える効果や、抗がん作用があることが動物実験の結果では明らかになっています。
★アスタキサンチンで肌年齢がー8歳に!
TV番組の実験で水前寺さんがアスタキサンチンを摂取し、それ以外は普通に生活したところ、肌が白くなりアンチエイジング効果で肌年齢が-8歳という結果があったと紹介され話題に。 |
■アスタキサンチンは体内でビタミンAに変わるアスタキサンチンは、生体内に取り込まれると一部が必要に応じてビタミンAに変わることがわかりました。ビタミンAには、目の機能を正常に保つ、肌のかさつきを防ぐ、粘膜を強くして、かぜなどの感染症やガンを予防するといわれています。
■アスタキサンチンで不眠症改善アスタキサンチンには正常な睡眠リズムを維持する作用があることが実験で明らかになってきました。強い抗酸化力によって、睡眠を調節しているメラトニンの酸化を防ぐものと考えられることから、アスタキサンチンには不眠症や時差ボケへの効果が期待されています。
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