★今回のスパスパの話題は『食べてやせるビタミン』でした。「食べないと太る、食べてやせる」というのはちょっと言いすぎかな、とも思いますが、ビタミンなどのはたらきをしっかり理解して、健康維持、ダイエットに役立てたいですね。

■「食べないのに太る、食べているのにやせる」の違いはビタミンB1！
体の代謝をスムーズに進めるにはビタミンB群８種類を不足なく摂ることが大切だそうです。食べないのにやせない！という人は、ビタミンB群でもとくに不足しがちなビタミンB1を意識して摂りましょう。ビタミンB1は豚肉に多く含まれます。

■ビタミンB1をムダにしない調理法とは？
ビタミンB1は水溶性なので、調理の際に肉汁として流出しやすいそうです。ビタミンB1の流出を防ぐ調理法としては、焼くときには油を多めに使って表面を一気に焼く、蒸すときは白菜など野菜で包む、茹でるときは片栗粉にまぶしてから茹でるのがよいそうです。

■ビタミンB1はアリシンで有効活用
ビタミンB1は水溶性のため、せっかく摂っても体の外へ出てしまいやすいそうです。そこで、アリシンという物質を含むニンニク、玉ねぎ、ニラなど香りの強い野菜と一緒に摂るようにしましょう。ビタミンB1が活性持続型に変化し、体内に長くとどまりやすくなるそうです。

■ゴマのセサミンパワーをプラスしてダイエットに！
体の細胞にはペルオキシソームという、脂肪を分解するはらたきをする物質があるそうです。そしてゴマに含まれるセサミンがこのペルオキシソームを活性化し、脂質の代謝を高めることがわかってきたそうです。またゴマにはビタミンB1の吸収を高めるミネラルも豊富に含まれます。豚肉を食べるときはゴマも積極的に摂るようにしましょう。