しそ(紫蘇)に注目!ダイエットにも効果的
■しそ(紫蘇)の有効成分
しそ(紫蘇)の葉にはαリノレン酸やポリフェノールが豊富に含まれます。しそ(紫蘇)科の植物に含まれる「ロズマリン酸」というポリフェノールは糖と脂肪の消化・吸収を抑えることで最近注目されています。
しそ(紫蘇)には赤シソと青シソがありますが、ロズマリン酸は赤シソにより多く含まれています。また、赤シソには赤色のアントシアニン系色素成分の「シソニン」も含まれています。
■しそ(紫蘇)の効能
しそ(紫蘇)には次のような効能があるといわれています。
1.ルテオリン
葉に含まれるシソ科特有の色素成分フラボノイド:免疫調整・抗炎症作用
2.αリノレン酸
しそ油に含まれる不飽和脂肪酸:抗炎症作用・鎮咳、去痰作用・血圧上昇抑制・老化防止
3.ロズマリン酸
赤シソにより多く含まれるポリフェノール:糖と脂肪の消化・吸収を抑え、にきびや皮脂テカ肌を改善
【しそ関連項目】
>>えごま油(しそ油)が大人気。しそ油はα-リノレン酸も豊富!
あるある(5/1)放映〜食べないと損!しそ(紫蘇)の健康パワー |
■赤しそ、青しその違い
しそ(紫蘇)にはガン抑制効果、アレルギーに対する効果もあると言われ、近年注目を集めています。しそ(紫蘇)には赤しそと青しそがあり、赤しそは流通量が少ないですが、青しそは年中出回っています。しそ(紫蘇)の葉にはα-リノレン酸やポリフェノール、また赤しそには赤色のアントシアニン系色素成分の「シソニン」も含まれています。
■しそ(紫蘇)のパワー1:血糖値を抑える
しそに含まれる「ロズマリン酸」というポリフェノールは糖と脂肪の消化・吸収を抑えることで最近注目されており、赤しそにより多く含まれています。麦芽糖をブドウ糖に分解させないはたらきがあるため、糖が血中に取り込まれることなく体外へ排出されるそうです。摂った直後から効く即効性があるのもポイント。
また長期にわたって摂れば、低炭水化物ダイエットと同様の効果が得られる可能性も。実験では2週間で体脂肪率が4.8%も落ちた人もいました。
■しそ(紫蘇)の摂取量は1日に20〜30枚!?
ロズマリン酸の効果を得るには、しそを1日20〜30枚も摂る必要があるそうです。しその生産地では、焼肉に巻いたり、カレーやパスタに入れるなどの工夫をしているそうです。
■しそ(紫蘇)のパワー2:しそ油(シソ油)で美肌効果
しそ油(シソ油)に含まれるαリノレン酸には、体内の細胞膜を正常に保ち、老化防止のはたらきがあるそうです。毎日小さじ1杯のしそ油(シソ油)で、肌の潤いをキープしてプルプル肌に!
*しそ油(シソ油)は加熱に弱いので、ドレッシングなど火を通さずに使うのがポイント。
*しそ油(シソ油)とエゴマ油は同じものです。
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